第6科目

経営情報システム

ITの基礎と、経営に活かすしくみ

1IT基礎

分野ポイント
ハード/ソフトCPU・メモリ・補助記憶。OSとアプリの役割
データベース関係(リレーショナル)DB。SQLで操作。正規化で重複を排除
ネットワークLAN/WAN、TCP/IP、IPアドレス、プロトコル
セキュリティ機密性・完全性・可用性(CIA)。暗号化・認証・ファイアウォール
📌
応用情報技術者の知識が大きく重なる科目。DB・ネットワーク・セキュリティの用語問題が中心。

データ活用と統計の基礎

用語内容
代表値平均・中央値・最頻値。分布の特徴で使い分ける
ばらつき分散・標準偏差。値の散らばり具合
相関係数2つのデータの関連の強さ(−1〜+1)。因果関係とは別物
共通鍵/公開鍵暗号共通鍵=同じ鍵で暗号化・復号。公開鍵=暗号化と復号で別の鍵
BI・データマイニング蓄積データから経営に役立つ知見を引き出す
💡 経営情報システムは「統計・データ分析」も出題範囲。相関係数の意味、公開鍵暗号のしくみは頻出。

2システム開発と経営への活用

用語内容
開発モデルウォーターフォール/アジャイル(反復的に開発)
要件定義〜運用要件定義→設計→実装→テスト→運用・保守
経営情報システム基幹系(ERP)、情報系(BI)、SCM・CRM
クラウドSaaS・PaaS・IaaS。中小企業のIT化を後押し

3理解度チェック

Q1. 関係データベースを操作する言語は?
Q2. 情報セキュリティの3要素(CIA)に含まれないのは?
Q3. 反復的に少しずつ開発を進める手法は?
Q4. 2つのデータの関連の強さを表す指標は?
Q5. 公開鍵暗号方式の特徴は?

4じっくり理解

かみ砕くと?

この科目は「ITの基礎知識」+「それを経営にどう使うか」。元システムエンジニア・応用情報の知識がそのまま土台になります。

具体例で見る(公開鍵暗号)

南京錠で例えると分かりやすい:かける鍵(公開鍵)は誰に配ってもよいが、開ける鍵(秘密鍵)は本人だけが持つ。だから「暗号化と復号で別の鍵」を使うのが公開鍵暗号。共通鍵は1本の鍵を双方で共有する方式で、配るときに盗まれるリスクがある。

📌
覚え方:セキュリティの3要素CIA=機密性(見せない)・完全性(改ざんさせない)・可用性(使えなくしない)。頭文字で丸暗記。
⚠️ つまずき:「相関」と「因果」は別物。「アイスが売れる日は水難事故が多い」のは因果ではなく、“”という共通の原因があるだけ。相関係数が高くても原因とは限らない——統計の頻出ひっかけ。

5まとめ

3行でおさらい

① IT基礎:ハード/ソフト・DB(SQL・正規化)・ネットワーク・セキュリティ(CIA)。

② 開発:ウォーターフォールとアジャイル、要件定義〜運用の流れ。

③ 経営活用:ERP・SCM・CRM・クラウド(SaaS/PaaS/IaaS)。

💡 元システムエンジニア(応用情報)の知識が最も活きる科目。得点源にしやすい。