第4科目

運営管理

生産(ものづくり)と店舗(売り場)のマネジメント

1生産管理

用語内容
生産管理の目的QCD(品質Quality・原価Cost・納期Delivery)の最適化
受注/見込生産受注生産=注文後に作る/見込生産=予測で作り置く
ライン/ロット/個別生産方式。品種と量で使い分け(少品種多量=ライン)
5S整理・整頓・清掃・清潔・しつけ。現場改善の基本
JIT・かんばん必要なものを必要なときに必要なだけ(トヨタ生産方式)
📌
頻出:生産性=産出÷投入、稼働率・余力管理、ECRSの原則(排除・結合・交換・簡素化)による作業改善。

現場の管理指標とQC

用語内容
歩留まり投入に対する良品の割合。高いほど無駄が少ない
稼働率能力に対して実際に稼働した割合
リードタイム発注(着手)から完成・納品までの所要時間
QC七つ道具パレート図・特性要因図・ヒストグラム・管理図など、数値で品質を分析する道具
⚠️ 稼働率・歩留まり・生産性は計算問題で混同しやすい。定義(分子・分母)を正確に。

2店舗・販売管理

用語内容
店舗立地・動線客動線は長く、従業員動線は短く
商品陳列ゴールデンゾーン(手に取りやすい高さ)に売れ筋を
在庫管理発注点方式・定期発注方式。ABC分析で重点管理
POS・物流販売時点情報管理で売れ筋把握。物流の効率化
関連法規大規模小売店舗立地法、まちづくり三法など

3理解度チェック

Q1. 生産管理が最適化する「QCD」のCは?
Q2. 在庫を重要度で分けて重点管理する手法は?
Q3. 「必要なものを必要なときに必要なだけ」作る方式は?
Q4. 投入に対する良品の割合を表すのは?
Q5. QC七つ道具に含まれるのは?

4じっくり理解

かみ砕くと?

運営管理は前半が「工場(ものづくり)の効率」、後半が「お店(売り場)の効率」。両方に共通するテーマは“ムダを減らす”ことです。

具体例で見る(生産性)

5人で1日100個作る工場の生産性は 100÷5=20個/人。改善で4人で100個作れるようになれば 100÷4=25個/人に向上。生産性は常に「産出(分子)÷投入(分母)」で考えます。

📌
覚え方/ひっかけ:稼働率=設備が動いていた割合、歩留まり=良品の割合、生産性=産出÷投入。3つとも“割合”だが分子・分母が違うので、計算問題では定義を取り違えないこと。
💡 つまずき:在庫管理の発注点方式(在庫が一定量を切ったら発注)と定期発注方式(決まった日に発注)。需要が読みにくい重要品は、ABC分析のA品として手厚く管理する、という流れで理解する。

5まとめ

3行でおさらい

① 生産管理=QCDの最適化。生産方式・5S・JIT・ECRSで改善。

② 店舗管理=立地・動線・陳列・在庫(ABC分析)・POS。

③ 生産性=産出÷投入。数値計算の出題に注意。